2020年3月26日8,767 ビュー View

【大救出劇】14頭のシニアダックスが保護されるまで。緊迫の一部始終

動物を飼育していながら、虐待する人々…。愛犬と楽しく過ごすオーナーたちにとっては信じがたく、とても遺憾なこと。しかし虐待されている動物を助けようとしている人たちも、当然いるわけです。 今回ご紹介する動画の保護団体は、14頭もの虐待されていた犬たちを保護するため、アメリカ・ミズーリ州まで車を走らせました。

5つもの動物保護団体が一斉にミズーリへ

2020年2月15日。とある動物保護団体が、アメリカのミズーリ州へ向かっていました。

 

14頭もの犬を飼育していたオーナーさんが亡くなり、その犬たちを保護するためです。

 

14頭の犬を一度に1つの団体で保護することは難しいようで、ほかにも4つの保護団体がミズーリへ向かっていました。

 

車を停めると、すでにそこには別の保護団体の車もありました。

 

14頭のシニアのダックスが団体に保護されました

指定された場所に向かい、他の保護団体とともに14頭のダックスフンドたちを保護。中には他犬種とのミックス犬も。

 

保護された犬たちは少し怯えていますが、抵抗はしていないようです。

 

保護団体のスタッフは優しく1頭ずつ別のケージに入れて、次々と車に乗せていきました。すべての犬の保護が完了しました。

 

明らかに健康状態のよくないダックスばかり

亡くなったオーナーさんの飼育環境は、お世辞にもいいとは言えないものでした。保護された犬たちは皆、見るからに健康状態がよくありません。

 

爪が長かったり、歯や体毛が抜け落ちたりしています。

 

保護団体の見解では、保護されたすべての犬たちは医療処置を一切受けていなかったようでした。

 

病気やけがを抱えた犬たちにとって、病院に連れて行ってもらえなかったことはどれほどつらかったでしょう。はかり知れません。

 

長旅を経て適切な医療処置や入浴を受けています

保護犬の多くが歯に問題を抱えていたそうで、保護団体は自分たちの施設の近くまで戻ると、動物病院へ行きました。

 

そこですべての犬たちに適切な治療を受けさせます。

 

動物病院のスタッフは、皮膚の状態がひどい犬たちにも愛を持って接してくれています。気持ちよさそうにシャワーを浴びる犬もいます。保護犬たちには、これから新しい人生が待っているのでしょうね。

 

最初のオーナーさんがどのような理由で劣悪な飼育環境を生み出したのかは不明ですが、保護犬の状態を見ると命を大事に扱っているとはとても思えない状態でした。

 

救い出されるまでの長い間、苦しんだ犬たちもたくさんいるはずです。

 

しかし、これからはもうつらい思いをせず、楽しいことだけでいっぱいになるような人生を送れるといいですね。

 

 

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